刀身と柄の製作
先端の切断
けがき線に沿って先端を切断します。バンドソーを使いました。
柄の切断
けがき線に沿って柄の部分を切断します。先ほどと同じく、バンドソーを使いました。
仕上げ加工
バンドソーの切断面をやすりがけして仕上げました。紙やすりと棒やすりを使いました。
刀身の柄の部分は完成です。
鍔の製作
鍔の材料取り
40×182の材料を用意します。同じものを2個分けがきしました。
溝掘り用のトリマービット
Φ19のベアリング付きストレートビットを使いました。直線の溝を掘るだけなので、ベアリングが付いていないストレートビットでも同様に加工できます。
鍔のくぼみの加工
深さ7.5mmまで溝を掘ります。2つ分まとめて溝を掘りました。
鍔の切断
先ほど溝を掘った材料を半分に切断し、底面をそろえて両面テープで貼り合わせました。バンドソーを使って、2つの部品をまとめて切断します。
鍔の仕上げ加工
バンドソーの切断面をやすりがけして仕上げました。紙やすりと棒やすりを使いました。
鍔の部分は完成です。
鞘の製作
先端部分の加工
外形から15mm内側に、外形に平行な線をけがきします。けがき線に沿って切断します。バンドソーを使いました。
鞘の材料取り
他の材料も同様に、バンドソーを使って切断しました。
鞘に必要な部品が揃いました。
紐通しの加工①
紐を通すための穴を、Φ6のドリルで穴をあけます。
紐通しの加工②
先ほどあけた穴に、糸ノコを通して穴を拡張していきます。
紐通しの加工③
棒やすりを使って、糸ノコの切断面の整えます。
鞘の接合
鞘の部品をボンドで接着します。
この時、刀身が確実に鞘に収まるように、刀身と合わせて確認しながら接着します。
仕上げ加工
接着後、ベルトサンダーで削り、側面を均一に整えました。
組み立てと仕上げ
R加工用トリマービット
丸面ビットを使って、角を丸めます。R5の丸面ビットを使いました。
トリマーでR加工
丸面ビットをトリマーに装着して、刀身、柄、鞘を角を丸くします。
トリマーはベースプレートが大きい方が安定するので、サークルカット用のベースプレートを使用しています。普通のトリマーベースでも問題はありません。
仕上げ加工
R加工後に、全体をやすりで磨きました。
鍔の接着
最後に、鍔をボンドで接着します。
完成
お好みの長さで紐を通します。
完成です。